裁縫が趣味、得意な人にとっても膨大な数のグッズの準備にげんなりしがちです。
入園準備を始めるにあたって、グッズを「作るか」「購入するか」で悩んでいる方へ、自分に合っている方法は何か一緒に考えてみませんか。
最近は手作り派と購入する派が半々だって聞くけどみんなどうするんだろう・・・。
先輩ママ・パパの意見を聞きたいな。
1. はじめに
説明会で準備するものの数の多さに驚いた方も少なくないはず。
手作りが推奨されている入園グッズは、レッスンバッグや上履き入れ、お弁当袋、コップ袋など、多岐にわたります。
これらを家事や育児の合間に作ろうとしても、ミシンがない、お裁縫に自信がない、……という方もいるのではないでしょうか。
入園グッズはお店やオンラインでも販売されており、必要に応じて購入することも可能です。果たして、入園グッズは手作りと市販品、どちらが望ましいのでしょうか。
今回はそれぞれのメリットとデメリットをご紹介します。
入園グッズを「作る」場合のメリット・デメリット
- オリジナリティが出せる: 他の子と被らないデザインや、好きなキャラクターを使える。
- 愛情を込められる: 手作りならではの温かみがあり、親の気持ちが伝わる。
- サイズ調整が自由: 必要に応じて大きさや形をカスタマイズできる。園や学校からサイズの指定があることも。
- 紛失してしまっても、手元に戻ってきやすくなる：同じ柄の布で作ることで統一感が生まれ、「これは◯◯ちゃんのもの」と気づいてもらえる可能性が高くなる。
- 自分だけの特別感：「自分のために作ってくれた」という特別な思いから、卒園・卒業まで大事に使ってくれるはず。
- 時間と手間がかかる: 初心者には特に難しく感じることも。布の素材を選んだり、耐久性を上げるために縫い方を変えたりと、手こずってしまうことも。
- 材料費が意外に高くつくことも: 全てを揃えると、市販品より高くなる場合も。裁縫に不慣れな場合は、失敗することを踏まえて布やミシン糸を多めに買っておくと安心。
- 技術や経験が必要: 縫い方やデザインの難易度が高いと失敗のリスクも。
入園グッズを「買う」場合のメリット・デメリット
- 手間がかからない: すぐに手に入り、他の準備に時間を割ける。
- 完成度が高い: プロが作った商品なので、耐久性や仕上がり面で安心できる。
- 選択肢が豊富: デザインや機能性のある商品がたくさんあるので、希望に合ったものが見つかる。
- オリジナリティに欠ける: 他の子供と同じデザインになりがち。うっかり取り違えてしまう可能性も。
- サイズが合わないことも: 決まったサイズしかないため、細かい調整が難しい。
- コストがかかる: 素材やデザイン、機能などこだわると高価なものも多い。
入園グッズ 「作る」「買う」選び方のポイント
- 自分のスキルと時間を見極める: 手作りに挑戦するかどうかを決めるために、自分の裁縫スキルや使える時間を考慮しましょう。まずは作り方の本などで一通りの流れを確認することがおすすめ。
- 予算に合わせて考える: 作る場合と買う場合、それぞれの予算感をシミュレーションしましょう。材料となる生地の価格もピンキリです。パーツなどこだわりだすときりがないので要注意です。
- 子供の好みを反映する: 子供が気に入るデザインや本人の使いやすさも重要な要素。一緒に選ぶと楽しい思い出に。
入園準備のハイブリッドアプローチ（作る＋買う）
「作る」と「買う」の両方を組み合わせる方法
- 基本的なグッズは購入し、追加パーツでアレンジする： 市販品に手作りの名前タグやワッペンなど飾りを加える。アイロンだけで付けられるものや、手芸用の接着剤も便利です。
- 時間に余裕がある場合だけ作る: 手作りを楽しみたいが、時間がない場合は上記のように少しだけ手を加える方法も。レッスンバッグだけ、お弁当袋だけ作るなど毎日使うもの一つだけでも作ってみるのもおすすめです。直線縫いだけでできる比較的簡単なものを選ぶとよいでしょう。
- 手作りキットを使って作る：必要な材料一式と、作り方ガイドがセットになっているキットを使って準備の時間を削減することができます。生地やパーツの色・柄が選べる点もGOOD。
材料の過不足なく準備される点もよく、作り方の動画も併せて紹介されているショップもあり、初心者にも親切です。
ハイブリッドのメリット:
オリジナリティと完成度のバランスが取れることが最大のメッリトです。また、少しでも手を加えることにより「自分のためのもの」とお子さんも感じやすくなりますね。
実際の声（体験談）
- 手作り派の意見: 「手作りしたことで子供が喜んでくれた」「思い出として残せた」
- 購入派の意見: 「忙しい中で時間を節約できた」「プロの仕上がりに満足」
- ハイブリッド派の意見: 「両方の良さを楽しめた」「裁縫初心者でも完成させることができた」
まとめ
- 自分に合った選択を見つける: それぞれのメリット・デメリットを考慮して、自分や家族に合った方法を選択しましょう。
- 最終的な判断のアドバイス: 「作る」「買う」「ハイブリッド」のいずれを選んでも、それが自分にとって最適な選択であれば良いでしょう。素敵な春のスタートを迎えてください。
おすすめサイト
- おすすめの作り方サイト: craftie style 入園グッズの定番アイテム30種のレシピが掲載。
- おすすめ手芸店: ユザワヤ 手芸に関するものならなんでも揃う大型手芸店です。
- 手作りキットが購入できるショップ：nunocoto fabric 詳しい作り方の掲載もありおすすめ。
